子どものストレスに気づいてあげる
大人が自分のタイプがそれぞれあるように
こどもひとり1人、ストレスや嫌だなと思う度合いは、
きっと違います。
子どもがイライラ、グズグズしていると、
それを受け止めてあげる親の私たちも
多かれ少なかれ負荷がかかりませんか?
大きく成長するときは、子どもの心や体に負荷がかかっているもの!
私も一緒にイライラすることもありました。きついですよね。
「こどもにもストレスがかかっているんだ」と考えて
冷静に対応したいです。
子どもの行動に意味がある?~観察してみる~
下のこれらの行動は、
こどもが感情をうまく表現できないことからくることが多いです。
かんしゃく;感情的になり、大声で叫んだり泣いたりする
手足をバタバタ、寝転び全身で表している。
この状態は、話しかけても聞こえていないことが多い。
下のきょうだいをいじめる;たたいたり、髪の毛を引っ張ったり、してしまう
一緒に遊びたい、相手の使っているおもちゃが欲しいの要求が通らなくて、
手が出てしまう。
モノを投げる;ストレスを感じた際に、モノを投げて当たる
急なフラストレーションを解消しようと、言葉ではなく行動に起こしてしまう状態。
無視する;指示やお願いを聞かない
①指示の意味が分かっていない②聞いていたけど、忘れていた
③指示されていることに気がついていない。④聞こえてないふりをしている
次の例で説明します。↓
親や、そのタイミングに周囲にいた大人が、
子どもの気持ちを代弁したり、自分の思いがわかるサポートをしてあげると
子どもは安心して生活ができます。
無視する(例)おもちゃを片付けてくれない
問題;【無視をする】
遊んだおもちゃは床に転がっていて、テレビに夢中・・・。
母親が「お片付けしよう」と声をかけても、返事をしない
我が家の夕飯前によくある光景です。
こどもが返事をしない原因を一緒にみていきましょう。
子どもをとがめるのではなく、子どもの思いはどれかな?と
気がつくきっかけになると嬉しいです。
①指示の意味が分かっていない
【片付ける】?の言葉自体理解できていない
→対処;言葉と一緒に行動をみせてあげる。
分類別にどの箱に入れればいいか教えてあげる
②聞いていたけど、忘れていた
一度耳には聞こえていても、夢中になっていたのでそっちが楽しくて
お片付けをすることを忘れていた。
→対処;この音楽をかけている間に片付けようなど、
テレビを中断して、片付けられる方法を伝える。
③指示されていることに気がついていない。
【テレビ】視覚からの情報が強すぎて、
耳からの情報の母親の「お片付けしよう」の言葉が聞こえていない。。
→対処;リビングで聞こえるように大きな声でしゃべっていることが多いので、
子どもとテレビの間に入り、目線を合わせる。
目線を合わせてから、伝える。
④聞こえてないふりをしている
まだ、夢中になっていたいという気持ちから、
聞こえているのに、聞こえないようにして時間を稼ごうとしている場合も・・・。
対処;テレビを断りをいれてから消す
夢中になっているモノに制限をかける。(見たい番組は録画をして別の時間にみるようにする方法も)
こどものストレスから、思考やタイプを知る機会になる
その場(家の中)のストレスなのか、
外の世界のストレスなのか、
それらが混ざって、モヤモヤしたストレスなのか
こどもも日々成長を感じますよね。
子どものストレスがかかった状態を観察して、その状態にあった対応を
親がすることを経験していくなかで、
その子の個性や、性格、行動に気がつくことがあります。
一緒に行動分析して、親のストレスも解消していきませんか?
こどもの立場から考えた行動の意味を一緒に考えてみませんか?
保護者がストレスをためた状態だと、我が子は思いが入りすぎて冷静に見られないことも・・・。
保護者自身が、自分の思いを表出したり、話を聞いてもらえる機会を
つくりました。お時間合わせて、ぜひお話しましょう~
1分から◎子育て相談/潜在保育士がお聴きします 1分〜◎楽しいも苦しいもありのままで◎